昨今では、連日のマスコミ各社からの報道により、養子縁組が「家庭を必要とする子どものためにある」ということや、子どもと養親は法律に守られ、幸せに人生を送れているという事実が世間に伝えられることも増えています。かつては、「実際には血縁がない」という事実を周りに知られたくないという気持ちから当事者がそういった部分を隠したがることも多かったようです。ですが、養子縁組が肯定的に伝わっていくことで、「子どもを迎えたことで、こんなにしあわせになれた」というような報告を発信する養親も増えました。これは現代におけるインターネットインフラなどの発達、普及も相乗して、養子縁組の現実を積極的に後押ししてくれた結果でもあるといえるかもしれませんが、養親からの情報発信のほか、自治体や里親を支援してくれる各機関、里親会、養子縁組をあっせんする民間機関など、さまざまな立場から特別養子縁組に関する情報が発信されています。
 それではまず、児童相談所から子どもを迎える場合と、民間機関から子どもを迎える場合では、何がどう違うのかについて見識を深めていきたいと思います。それぞれにおける情報の集め方についても考えていきましょう。